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ヌリッパはスノーボード初心者におすすめのホットワックス!板の手入れが楽に!

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 【目次】

 

スノーボード初心者にとって、ホットワックスをかけるのってちょっと抵抗ありませんか.?

アイロンでワックスをかけるわけなんですが、私も昔は、そもそもワックスって何なん?って思ってました。

 

ワックスって、ロウみたいな感じなんですが、そのロウが滑るって思ってましたが、そうじゃなくて、ワックスにクリーニングやベース、滑走性を上げる成分が入っていて、ソールに浸透させていくんです。

 

ソールには目には見えないぐらい細かい溝(=ストラクチャー)があります。

ワックスを塗り、ワクシングペーパーを敷いて、更に上にワックスを垂らして、アイロンを押し当てながら熱を加えて均等に伸ばしていきます。

熱を与える事でワックスに入っている成分が板のストラクチャーから浸透していきます。

 

だから、ワックスが冷えたら いちいち削るんです。

 

もっとめんどくさい話をします。

 

ホットワックスをかける時に必要な物と手順。

 

ホットワックスをかける前に最低限必要な道具は、

 

・専用アイロン

・ブロンズブラシとナイロンブラシ

・スクレーパー

・ ワックス

ホットワックスをかける手順

まずはクリーニング

スノーボードが滑らなくなる最大の原因はワックスがとれてきかなくなったわけではなく、汚れが付着していることなのです。

 

①クリーナー液をソールに塗布して、汚れを浮かしていきます。(5分程度)

キッチンペーパー等に染み込ませて古いワックスを取り除いていきます。

GALLIUM(ガリウム) クリーナー300(300ml) SW2103 SW2103
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②ブロンズブラシをかける(5分程度)

さらにソールのストラクチャー内に着いている古いワックスを落とさないといけません。

ブロンズブラシというブラシの部分が鉄になっているブラシを使用します。

GALLIUM(ガリウム) スノーボード スキー用 チューニング ブロンズブラシ TU0162
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ノーズからテールの一方向へ、ブラシが少ししなるくらいの強さで汚れをかき出すように数回ブラッシングを行います。

ファイバーテックスと呼ばれるものを使用し細かなゴミかすを取り除きます。

 

GALLIUM(ガリウム) ファイバーテックス(細) TU0014 TU0014
by カエレバ

 

③ホットワックスをかけていきます。(10分程度)

ホットワックスを滑走面全体に生塗りしていきます、アイロンに少しあてながら行うと生塗りしやすいです。

次にワクシングペーパーの上にワックスを溶かしながら適量を垂らしアイロンスタートです。ソールに対して直にアイロンをあてても構いませんが、ワクシングペーパーを使用することで、ワックスを均一に伸ばしたり、ソールへ熱が伝わりすぎないようにする効果があるので使用をおススメします。

ノーズからテールへとアイロンを止めないように注意してソール全体に伸ばしていきます。(アイロンを一か所に置いたままだとソールが焦げたりする危険性もあるので止めないように行うこと、アイロンの温度は100度前後が良いでしょう。

 

④スクレーピング(10分程度)

ホットワックスが常温まで冷えていることを確認したら、次はスクレーピングです。

ノーズからテールへとスクレーピングしていきワックスを削っていきます。

 

⑤ワックスの掻き出し(5分程度)

ボアブラシでソールをストラクチャー内のワックスをかき出します。

 

⑥磨き(5分程度)

ナイロンブラシで滑走面を磨き上げていき、最後に掻き出した細かなワックスをふき取り修了です。

 

最初はセットで揃えるのをおすすめします。

GALLIUM(ガリウム) スノーボード トライアルワクシングBOX ボックス セット TRIAL WAXING SET ソフトケース ホットワックス ワクシング JB0001
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ヌリッパで1回!簡単!手入れがめんどくさい人必見

 

ホットワックスの手間がかかるというのは、アイロンでワックスを塗る行為に手間がかかると思いこみがちですが、その前後作業に手間がかかる部分が大きいのです。

そんな手間を解消してくれるワックスがありました!

ワックスメーカーのガリウムが販売している「ヌリッパ」という商品です。

 

GALLIUM(ガリウム) ヌリッパWINTERザラメ(100g) SW2091
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誰でもホットワクシングができる!ということで

上記の④⑤⑥の面倒なスクレーピングやブラッシングが不要です。

ワックスをはがしたり、はがす場所がない(ゴミが出る)って人には最適です!!!

この商品は、温度によって硬さが極端に変化する特殊素材が配合されていて、塗る時は柔らかく滑りやすいのですが、雪につけて冷やすと硬くなるため滑走面があり長持ちするワックスになっています。

 

手順は、

ヌリッパを塗る時

①滑走面をクリーナーで拭いて掃除

②アイロンでヌリッパを溶かしワクシングペーパーで平らに伸ばします

これだけでホットワクシングが完了です。

 

ボードを使用して塗り直す時はヌリッパを剥がす

①スクレーパーでソールに残っているヌリッパを取り除きます

②ボアブラシでブラッシングし古いヌリッパをかき出します。

 

現在使用していますが、スプレーワックスや生塗りワックスよりはかなり効果あると感じています。

レースや大会に出るわけでもないですが、少しでも滑りやすさを求めるなら良いと思います。

何より手間が半減以上だと思いますよ!

ヌリッパの裏面には一応、高い滑走性を求める方は他の固形ワックスを使用しスクレーピングとブラッシングを推奨していますが私はこれで十分です。

時々はちゃんとホットワックスを塗っていますが、子ども用なんかは毎回ヌリッパですよ。

 

 

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