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焚き火上級者への道~薪の木の種類によって燃え方が違う編

キャンプといえば、キャンプファイヤー!

子どもの頃、自然学校や子ども会のキャンプに何回か行きました。必ずキャンプファイヤーやりますよ。

も~えろよ もえろ~よ~

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日本人ならこのメロディーがすぐに流れますね。ウキウキしてきます。

火を見ると落ち着きますよね。心静かになれます。

ヒトが火を発見し、明かりと身を守る道具になった。火があると安心する。

そのDNAが自分にもあるんやな~

家族や友人達と炎を囲んでのんびりとするひと時はキャンプの楽しみですね。

焚き火といっても、薪などはキャンプ場で調達できることが多いですが、セッティングから火おこしまでの一連の作業は専用の道具がないとなかなかスムーズにはできないし、かなり時間がかかります。

キャンプ場では直火禁止のところが多いので、焚火台などが必要です。

さらに、焼き網やアウトドア用の三脚トライポッドなどを使えば焚き火台がBBQグリルや囲炉裏として役目を果たしてくれます。

ゆらめく炎と一緒に料理を同時に楽しめる!

上級キャンパー目指してみてはどうですか!

薪の木の種類って関係あるん?

薪の種類について、特徴をまとめてみました。

薪は当然ですが木の種類によって燃え方も違うので、購入前におさえておきたいですね。

大きくは「針葉樹」と「広葉樹」に分けて考えます。

 

・スギ(針葉樹)

最も安価で入手しやすい薪です。

キャンプ場で売られている薪といえば、スギの端材が多いです。

割りやすく、火起こしも簡単ですが、反面すぐ燃え尽きるため、ダッチオーブンの上火には使えないです。

 

・ヒノキ(針葉樹)

皆さんも良くご存じのヒノキです、高級材になります。

日本を代表する高級材は火付きも非常に良く、古代には摩擦式発火にも用いられました。

反面、火力と火持ちには優れていないので、炎が小さくなった時などの焚き付け(主となる燃料に火をつけるために用いる燃えやすい物のこと)などに使用するのが良いです。

 

・マツ(針葉樹)

陶芸用というか、焚き付けに最高な薪です。

油が多くて火力が強いため、昔から製鉄や陶芸に使用された薪です。

火付きが良いので焚き付けに最高ですが、煙が多くて火持ちが悪いのが難点です。

 

・ナラ(広葉樹)

英語ではオークといって高級材の薪になります。北日本に広く自生するミズナラやコナラの薪です。割りやすく、火持ちも火力にも優れます。薪ストーブ用として人気がありネットでも購入可能です。

 

・クヌギ(広葉樹)

薪にも炭にも優れている樹です。昔の雑木林で、薪や炭の材料として生産されていた樹木です。火付きも火持ちも良いです。クヌギの炭などは茶道で使用される高級木炭の原料でもあります。

 

・サクラ(広葉樹)

割りやすく、芳香のある薪です。広葉樹としては割りやすく、火付きも火持ちも良いです。

燃え上がる際にかぐわしい香りが発生するため、燻製づくりのチップとしての用途もあります。

 

・カシ(広葉樹)

安定の長時間燃焼が特徴です。非常に硬くて重い木で、着火も難しいです。

が、一度着火すると火力の強さも火持ちの良さも他の薪に比べれば段違いに良いです。おき火としてダッチオーブンを使った長時間煮込む料理をする時などめちゃめちゃ使えると思います。

 

・ケヤキ(広葉樹)

頑丈な木材で割りにくいです。高級木材のケヤキは木目が非常に美しいのが特徴ですが、その分繊維が入り組み巻き割りが大変です。

でも一度着火すればゆっくりと燃えるため長時間の焚き火には最適な薪です。

結局何の木を使ったらいいん?

荷物になるし、焚き火ビギナーはキャンプ場に売ってる薪がいいです。

キャンプ場で売っている薪は1束500円~800円ぐらいです。

火付きは良いが火持ちが悪い針葉樹スギやマツと、その逆で火付きは悪いが火持ちが良い広葉樹ナラやクヌギを組合せて、その時の料理や焚き火に使うのが上級者です。

木の種類を知って焚火に薪をくべるなんて、超カッコいい!!

薪の木の種類のまとめでした~。

 

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