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焚き火名人への道〜薪の組み方編!煙ばっかり出て上手くいかない人必見!

・焚き火をしてみたいけど、薪になじみがない・・・。

・煙がすごい。

・薪に火がつかない。

・上手くいくか自信がない。

キャンプに慣れてきたら焚き火してる人に憧れますよね~。

でも、まぁまぁハードル高い

知識があれば、上手くいかなかった時に役に立つ!

 

薪は大きく分けると針葉樹と広葉樹の2種類になります。

大きな特徴はすぐ燃える針葉樹、長持ちする広葉樹を頭に置いててくださいね。

樹種の違いを知っておけば使い分けもできます。

スギやマツなどの針葉樹は、樹脂が多く火付きがいいので、すぐに焚き火が燃え上がりますが、その分燃え尽きるのも早いのです。

一方ナラやクヌギなどの広葉樹は、針葉樹に比べると火付きは悪いが、火持ちはいいのでゆったりと焚き火を楽しむことができます。

もし、針葉樹と広葉樹の2種類の薪が手に入るなら、着火しやすい針葉樹の薪を焚き付けに使用し、火が安定してきたら広葉樹の薪でのんびりと焚き火をする。

こういった薪の使い分けにより焚き火を楽しむのも良いですよね。

また薪の組み方によっても燃え方も変わります。

薪の組み方と特徴をおさえて焚き火をうまくコントロールしてみましょう。

同じ薪でも組み方次第で焚き火の炎が異なってきます。

これを理解しておいて焚き火名人を目指してみては!

基本的な4種類の組み方をまとめてみました。

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・合掌型

薪を円すい形に重ねて着火します。

薪を引き出したり加えたりしながら火力の調整もしやすい形です。

 

・井桁型

昔の井戸の上部にあるふちを木で井の字型に組んだものです、井桁に何段も重ねて中心に着火します。下方から次第に焼け落ちるので下段に太い薪を使うのが良いです。

 

・並列型

地面に太い薪を2本、上に細い薪を直角に、水平方向に並べます。ゆるやかで安定した火力になります

 

・井桁+合掌型

薪を何段にも井桁に組み、内部に長い薪を差し込みます。ただの井桁より高い炎が上がるので焚き火としての見応えがあります。

 

焚き火をしている時に、急に煙がたくさん出てくることがあります。

その原因は、薪を燃やすための酸素が不足して、不完全燃焼をおこしているからなのです。

焚き火に十分な酸素が入らないと、薪から出る炭素などの可燃性ガスが燃焼せず、煙となって立ちあがるのです。

そんな時は、焚き火に空気が入り込むように薪の間隔を開けて酸素を十分に取り込むようにすれば煙は収まります。

薪を入れすぎてしまうと、隙間がなくなって不完全燃焼を起こしやすいのです。

焚き火から煙が出る場合はまずは薪の組み方を変えてみることが大事って事ですね。

焚き火の後処理どうする?分別は?

焚き火は薪を燃やしすぎると、消したいのにまったく炎の勢いがおさまらないということがあります。

焚き火を楽しんでいる時はどんどん薪を投入したくなる気持ちもわかるのですが、就寝前など消すタイミングを考慮して薪の投入をやめることも重要です。

帰りであれば撤収予定時間の2時間前から、焚き火への薪の投入をやめます。

燃料がなくなれば火は自然と消えていきます。

焚き火はできる限り完全燃焼させたうえで、燃え残りやおき火を1つ1つ水につけて消します。灰はキャンプ場の灰捨て場に捨てます。

灰捨て場所がない場合はゴミと一緒に持ち帰ります。各市町村の分別方法に従いますが、だいたいは、燃えるごみ・燃やせるごみです。

そして最後に焚き火台を洗います。

地面の上など直火で焚き火をした場合は、水を土にしっかりとかけて火の痕跡を完全になくしてしまうことが重要です。

 

①薪の投入をやめ、残った火を燃え尽きさせてしまいます。(撤収予定の2時間前くらいから)

②バケツに汲んだ水で燃えさしを一つずつ消火します。

③キャンプ場に灰捨て場があればそこに捨てますが、持ち帰る場合は燃えるゴミとして処理します。

④使用した焚火台を完全冷却し、水洗いします。

 

夜の焚き火は、静けさがあって勢いがある。いい雰囲気ですよ~。

名人になれそうですか?

 

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