【目次】
「すまたん」で放送された熱中症予防になる「塩キウイドリンク」とは?
塩キウイドリンクは、飲む点滴と言われていて、熱中症の症状がある時や予防時に使用する市販の経口補水液とほぼ同じ成分らしい。
キウイは、カリウム・マグネシウム・カルシウム・糖が豊富。
これに塩(ナトリウム)をプラスしたものが点滴だそう。
熱中症のメカニズム
血液から作られる汗が蒸発する事で、身体の熱を外に逃がし、体温を下げます。
汗が大量に出る事で体内の水分が失われ、熱中症の症状が出ます。
また、汗が出る事で、ナトリウムやカリウム等の電解質も失われます。
血液中に最も多い電解質はナトリウム=塩分です。
体内の塩分が失われる事でも熱中症になります。
水と塩分だけでは改善できない可能性があります。
小腸でナトリウムと水分の吸収を促進させるのは糖分です。
水分・ナトリウム・適度な糖分が入っている物が経口補水液。
カリウム・適度な糖が含まれるキウイ+塩=塩キウイドリンク、同じですね。
塩キウイドリンクの作り方
用意するもの
キウイ1個、塩ひとつまみ、水100ml
●番組ではグリーンキウイを使ってましたが、ゴールドキウイでもなんでも。
①ジップロックなどのビニール袋に皮をむいたキウイと塩を入れて手で潰すように揉む。
●固めのキウイでも簡単に潰せます。
●ジャバジャバになるぐらいしっかり潰した方が飲みやすいです。
②水を入れて混ぜる。コップに入れる。
以上。簡単。
絶対アレンジ必要ちゃう?
テレビでは美味しそうな雰囲気で美味しそうに飲んでましたが、
味を想像したら・・・。
想像できる味。
きっと、あんな感じ?
そこで、ただの水、ただの炭酸水、甘いソーダの3種類で作って、飲み比べしてみました!
実験で使ったのはゴールドキウイ2個。2個という事は水分が200ml。
それぞれ 66ml ピッタリ計って入れました。
さぁ、お味は?
レシピ通り、水の場合・・・そのまんま。キウイと水って感じ。酸っぱいような苦いような味。点滴と思って飲めば美味しいのかも笑。
これだったら普通に食べるかな~。子どもはダメでした。ゴメンナサイ!
次はただの炭酸水・・・苦味が一番に入ってくるーーー。オレンジジュースを炭酸水で割っても美味しくないのと同じで、飲みにくい。ゴメンナサイ!
最後、甘いソーダー(スプライト)・・・これは絶対イケるでしょ!
うん!適度に甘くて美味しい。まぁ想像通りやけど。これは子ども達も食いついた。
熱中症予防だけじゃない!キウイで免疫力アップ!
ビタミンCが風邪などの感染症から守ってくれる働きがあるそうです。
ビタミンC含有量 レモン1個約20mg、グリーンキウイ1個約85mg、ゴールドキウイに至っては1個約161mg!
私の妊娠・産後に母が「免疫やから」(笑)って、いつもゴールドキウイを持って来てました。
私は健康優良児なんですが、母は弱いタイプなので知ってたんですね。
ビタミンEは抗酸化作用(疲労回復)があります。ビタミンCと一緒にとると、相互作用で抗酸化力がアップします。
キウイは、このようにビタミンCとビタミンEが同時にとれる数少ない食材みたいですよ。
ビタミンCは熱にも弱く、水溶性でもあります。
生で食べるのが一番効果的。
キャンプでも、ドリンクにするかは別にしても、キウイは熱中症予防に使えますね!