【目次】
あぶ?ぶよ?違い分かりますか?
キャンプ場で、あぶ、よく見かけます。
あぶの種類はたくさんありますが、あぶは、蜂のような色合い。蜂っぽいけど、蜂ではなさそう。そんなやつ。黒っぽいあぶもいます。
あぶは羽が2枚です。蜂は羽が4枚あります。
なので、あぶはハエっぽくもあります。
ぶよは正式な名前が「ぶゆ」です。関西地方では「ぶと」とも呼ばれています。
私は子どもの頃「ぶと」って言ってた記憶があります。
あぶとぶよの違いは、見た目も全然違いますが、大きさが全然違います。
あぶは1.5cm~3cm程の体長があるのに対して、ぶよは2.5mm~4mmの小ささ。
あぶが飛んでたらすぐに分かります。
キャンプ場では蜂よりも体が長いあぶをよくみます。
あぶは、春先から秋にかけて活動します。
川や田んぼ等水がある場所に生息しています。
自然の中にあるキャンプ場にもいます。
吸血する昆虫の中で一番サイズが大きいと言われています。あ~こわ。
蚊と同様、あぶも妊あぶさんだけが血を吸います。
産卵前に栄養をたくわえる為です。オスは花の蜜や樹液を吸って生きています。
ぶよも春から秋にかけて活動します。
きれいな川、河口、またそれに近い距離にある山林に生息しています。
山の中にも池や湧き水など水辺はどこにでもあるし、どこにでもいるって事です。
あぶに刺された時の対処方法は?
あぶは結構大きいので、止まった感ありそう。
いや、止まってたら、びびってパニックになりそうな大きさです。
あぶは人間の皮膚に噛み付いて流れる血を吸います。
おそろしいやつ。
刺されたら激しいかゆみに襲われるので、かきむしってしまいますが、血やら汁やらなんやら大変な事になります。
最初の処置が大事です。
まず石鹸で洗い流しましょう。
かゆみを抑える抗ヒスタミン成分、ステロイドが入った軟膏をぬります。
熱をもつとかゆさが増すので、キャンプ場など屋外の場合は缶ビールや缶ジュース、あればロックアイスで冷やしましょう。
ぶよに刺された時の対処方法は?
ぶよは胡麻のように小さいので、飛んで来た事さえ気が付かず、気づいたらかゆくて痛くてたまらんって事になります。
キャンプ場や山の中、自然教室から帰ってきて、蚊に刺されたと思っていたらパンッパンに腫れる=ぶよの仕業ですよ。
ぶよも噛み付いて流れる血を吸うのですが、毒を注入するやっかい者です。
小さいくせに、あぶよりも腫れるようです。
ポイズンリムーバーを即座に使用し、石鹸で洗い流します。
冷やして様子をみます。
かゆみを抑える抗ヒスタミン成分、ステロイドが入った軟膏をぬります。
キャンプ場から帰ったら病院でみてもらいましょう。
キャンプ場では虫よけは必須アイテム
キャンプ場など、山の中、川、海の近くはあぶやぶよが飛んできます。
虫よけの種類は多くありますが、ディート含有の物がおすすめです。
あぶやぶよはハーブやハッカ油では効き目が弱いです。
ディート10%以上の虫よけスプレーを選んでください。
ただし!あぶに関しては、虫よけスプレーでは聞かないみたいです。
蜂あぶ用の殺虫剤を使うしかないです。
ただし、あぶも蜂のように集団で襲ってくる事があります。
充分気を付けて、むやみにやっつけない事です。