【目次】
マダニはどこにいる?マダニの生息地域は?
知れば知る程、恐ろしく気持ちの悪いマダニ。
皮膚に頭だけ突っ込んでるマダニのグロい写真を見た事ありますか?
この記事を書きながら、すでに全身がかゆい。マダニに取りつかれたように、足がムズムズしてます。
出来れば関わりたくありませんが、キャンプをするなら避けては通れません。ファミリーキャンパーなら尚更のこと。子どもを守らなくては!
いざという時に、万が一の時に、どう対処するか。
知ってるか知らないかでは大きく違います。
マダニは世界で800種類以上、日本では47種類が生息しています。
マダニがいるところ・・・山林・森林・野山・田んぼや畑などの湿地帯、草むらならどこにでもいます。
キャンプ場にもいます。
マダニは草の先端に潜んで、動物が通る時にひっつき、血を吸います。
マダニによる被害は4月~10月と思われていましたが、1月にも被害が報告されました。どんな季節でも、吸血できる動物がいたらひっつきます。
1年中、油断は禁物です。マダニは日本全国どこにでもいますが、マダニによる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者は西日本に集中しています。
その中でも1位は宮崎県の43人、2位鹿児島県と高知県、3位愛媛県と山口県、4位広島県・徳島県・・・。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染は266例、うち死亡は57例です。
沖縄県から石川県までの西日本で確認されていますが、東日本では報告がないからといって診断がついてない等、認知されてないばっかりに処置が遅れてしまうケースがでてくるかもしれません。
2016年8月には、北海道に住む男性がダニ媒介脳炎(TBE)に感染し、日本国内においてダニ媒介脳炎感染2例目、死亡では初で報告されました。
マダニにかまれた!痛い?症状は?
家にいるダニは目では見えませんが、マダニは2~3mmほどあるので、目で見て分かります。ダニは足が8本あります。ぞぞぞぞぞーーーーー。
マダニが吸血する時、麻酔成分を出すので、ほとんどの人が気づきません。
マダニは1週間~10日、人間や動物にくっついて吸血します。
血を吸う事でどんどん膨らんで、3倍ぐらいの大きさになります。
500円玉程の大きさになる事も!ぞぞぞぞーーーーーーーーっつ!
もし、何らかの感染症を持ったダニであれば、7日~14日の潜伏期間を経て、発熱・頭痛・発疹・下痢・嘔吐・倦怠感などの症状が出ます。
ダニにかまれても、感染症を持たないダニなら感染しません。
ダニにかまれて発熱したら絶対病院へGOですが、発熱を確認するまで待ちません!
ダニにかまれたと分かったらすぐに病院へGOですよ!!
現在、ダニにかまれただけでは感染してるか検査しません。
が、ダニが取れたと思っていても、口の部分だけが皮膚の中に残っているとか、これから症状が出るとかあるので、とりあえず病院で診てもらいましょう。
ダニがついていると分かっても、自分で取ったらだめです。
想像したら絶対がまん出来ないけど、無理に引っ張ると、先に書いたように頭だけ、口だけが残って、それこそヤバいのです。
病院ではこれまた恐怖ですが、切開してダニを全部取り出してもらいます。
死ぬよりは全然平気です。
ダニにかまれても全ての人が感染するわけではないので、必要以上にこわがる事はありません。が!初期の処置が重要です。
あわててミスしないように、落ち着いて行動しましょう。
どうしても病院に行けない状況なら、マダニが刺さった状態の上にワセリンなどを塗ると、マダニが苦しくなって出てくる事もあるそうです。
マダニから身を守るために出来る事
草むらに入る時は長袖長ズボンが基本です。これに加えて、タオルを首に巻く、長靴をはくのもいいですね。
ダニがくっ付きにくいビニール製の物がより良いです。
また、草むらに直接座らないようにしましょう。
大人は完全防備可能ですが、子ども達にはなかなか無理がありますね。
足を洗う、シャワーをする、マダニが付いてないかよく見てあげましょう。
また、ディート10%以上含有の虫よけスプレーを数時間おきに塗布する。
マダニをおそれてばかりではいられません。
予防、確認、早い処置の知識があれば安心ですネ。