【目次】
ピョンチャンオリンピックの影響で、今年のスキー場はにぎわっていますね~!
スロープスタイルやハーフパイプ競技を見て、ジャンプしたくなった人多いんじゃないですか~?!
特に今年はピョンチャンオリンピック開幕から、スキーヤーがめちゃめちゃ増えてます。
スキーヤーもジャンプやレール、ボックスを使ったスロープスタイルをやってますね。
そんなんで、この土曜日のスキー場はめっちゃ混んでましたよ。
さて、もう2月も終わり、春スキーの季節が近づいてきます。
皆さんはスノーボードのメンテナンスはどうしてますか?
春スキーは黄砂の影響で、雪が汚れています。
雪は白くて綺麗に見えていても、本当は微細な砂やほこり、黄砂で汚れているんです。
だから、雪の上しか滑ってないつもりでも、板のソール(滑走面)が黒くすれて汚れた感じになります。
板に汚れが付いていると雪上で滑りが悪くなるので、滑走性を高めるにはクリーニングやワックスが重要になってきます。
ワックスの種類を解説~メンテナンス初心者におすすめのワックスは?
ワックスでのメンテナンス方法は2種類あります。
アイロンを使うか使わないか、です。
アイロンを使わないワックスは「生塗りワックス」と呼ばれています。
■生塗り系ワックス(アイロンを使用しない)
生塗りワックスとは、アイロンを使用せずにワックスをそのままスノーボードのソールに塗り、コルクで摩擦熱を加えて染み込ますことです。
メリットは手軽で簡単、10分くらいの時間があれば十分。
自宅ではなく、スキー場に到着して滑走前に塗ってもOK!
デメリットはワックスの持続効果が短く、半日しかもたない事です。
生塗りワックスの種類は・・・
・スプレーワックス
量販店やスキー場の売店などで見かけた事ないですか?
小さいスキー場でもだいたい売店で売られています。
スキー場で買うとバカ高いですけどね(^^;
GALLIUM(ガリウム) GENERAL・F220(220ml) SW2086 | ||||
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ソールにスプレーをしてから、コルクを使って擦り込むタイプにワックスです。
持続効果はかなり短く、休憩の都度塗らないといけないぐらいの効果です。
・ペーストワックス
ペースト状のワックスで、スプレーワックスと同様そのままで塗る事ができるので使用が簡単ですが、効果は短いです。
強いていうならばスプレーワックスよりもかさばらないので携帯性にすぐれています。
・生塗り固形ワックス
固形ワックスの生塗り用です。
これもソールに塗りつけコルクなどで擦り込んでいきます。
生塗りの中では持続効果もあり、付属のコルクやスポンジでブラッシングし、さらに生塗りして、数回繰り返せばそれなりの効果がでます。
■ホットワックス(アイロンを使用)
よく見かける固形でロウを固めたようなワックスで、ロウの色で適正な温度が分けられているものがあります。
先にクリーニング液を塗って汚れをふき取ります。
そして、その固形ワックスを専用のアイロンで溶かして、生塗りし、その上にワクシングペーパーを敷いて、その上にも溶かした固形ワックスを垂らして、アイロンで伸ばしていきます。
ワクシングペーパーをワックスでサンドイッチする感じです。
ワックスが冷えたらワックスを削ります。
ホットワックスの種類は・・・
・クリーニングワックス
柔らかくて熱に溶けやすく粘着性も含有されています。
ソールに付着している汚れを浮き出しスクレーパーをかけて掃除をすることができます。
・ベースワックス
下地をつくるワックスのことで、滑走ワックスの持続性を高める効果があります。
・滑走ワックス
撥水力を高めてより滑りやすくするために使用する、フッ素が含まれたワックスです。
単純に値段が高ければフッ素の含有量が高く撥水力を期待できます。
滑走ワックスには使用する温度帯によって固いワックスや柔らかいワックスを使いわけていきます。
GALLIUM(ガリウム) EXTRA BASE PINK200 SW2080 | ||||
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信頼のガリウムで楽に片づけよう!
ホットワックスの種類と書きましたが、詳しく言えば、ベースワックス+滑走ワックス、ベースワックス+滑走ワックス+更に滑走ワックス、という風に、こだわりで組み合わせて使います。
ワックスについて考えると手間をかけたくなければ生塗りワックス、滑走力を高めたいならやっぱりホットワックスをするのがいいです。
生塗りのワックスとしておススメなのは、
ガリウムから販売されているフッ素配合の生塗り専用WAX
「ジェネラルジョーカー」という商品が良いです。
GALLIUM(ガリウム) スキー&スノーボード ワックス GENERAL Joker (30g) SW2158 | ||||
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コンパクトで、サイズはトランプのちょっと大きいくらいでしょうか。
スティックのりのような作りで、キャップを外しダイヤル部分を回しワックスを1センチ程度出しソールに薄く生塗りしていきます。
付属のフィニッシュマットをケースに巻き付け満遍なく伸ばせばOKです。
ガリウムは、日本が14年ぶりの優勝を果たした2009年のノルディックスキー世界選手権で貢献し、それ以降各国のナショナルチームに輸出しているという、スキー・スノーボードを趣味にしている人なら絶対聞いたことのある有名な日本のメーカーです。
made in Japanの信頼できるワックスメーカーなんですよ。